about

花と庭を描くまで

はじめまして。花や庭を描いている、佐藤あゆみです。

私は横須賀で生まれ育ち、東北芸術工科大学で絵画を学びました。卒業後は東京の花店で働き、毎日さまざまな花に触れながら、たくさんの花束を作ってきました。大切な人の大切な日に贈られる花束です。

私が一番多く作った花束は人生の最後の花束でした。棺に入れられた花達や胸元に置かれた花束は受け手の方のそばに寄り添って、その人の最後の日を彩っていました。そして一緒に思い出となりました。

花束にはいつも想いが載せられています。私はその思いと、花束たちにもっと生きていて欲しくて花の絵を描くようになりました。

その後、仕事を辞めてニュージーランドで1年暮らしたときに広大な自然や、たくさんの庭の美しさに触れて、花だけではなく庭も描くようになりました。

現在は、デジタルとアクリル絵具を使い、花や庭をモチーフとした作品を制作しています。これまで、レストランやオフィスに飾る作品のほか、企業向けの花柄デザインなども手がけてきました。

私たちの中にある「内なる庭」


私たち一人ひとりの中には、特別な「庭」があると、私は思っています。

それは人生で出会った風景や緑、花々が集まる大切な空間です。

幼い頃に訪れた庭園、旅先で感動した雄大な自然、日常の中で心を 癒してくれる小さな花たち、それらはすべて私たちの内側で生き続け、 私たちの内側を豊かに彩り続けています。

私たちは皆、意識するとしないとにかかわらず、自然と共に生き、 対話し、その恵みを受け取っています。そして自然との出会いを重ねる たびに、私たちの内側の世界はより豊かに、より複雑に彩られていきます。

私が描いているのは、これまでの人生を彩り、創作の源となってきた、私自身の「内なる庭」に咲く花々です。その花に出会ったときの感覚や、風景の記憶、心に残った色彩を重ねながら、一つの作品にしています。

作品をご覧いただくことが、皆さまご自身の中にある「内なる庭」を見つめ、これまでに出会った花や風景を思い出すきっかけになれば嬉しく思います。

私が制作している花の作品は、作品サイト「Ayumi Flowers」でご覧いただけます。

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